若年性緑内障に関して
皆様こんにちは!
5月でまさかの30度越え、そして6月早々台風直撃と夏も来てないのに、な感じの今日この頃ですね。
うちの子も暑くて伸びてます。

さて今日は若年性緑内障(Juvenile Open Angle Glaucoma, JOAG)に関してです。
40歳未満で発症する緑内障のことで、最近ちょくちょく診断つく方がいらっしゃるのでまとめてみます。
白人では少ないのですが、アジア人や黒人などの有色人種に多くみられる特徴があり、
・高眼圧
・近視
・家族歴
を持ってることが多いです。
特にメガネの度数で-3を超えるとリスクが3.3倍、-6を超えるとさらにリスクが上昇します(Lancet, 2023)。
また、家族に緑内障の方がいた場合、リスクが8倍まで上がってしまいます(Lancet, 2023)。
治療方法としては、まずは薬物治療を行うのですが、それだけでは不十分なことがあり、レーザー治療や将来的に手術が必要となることがあります。
ではその原因はなんなのでしょう。

この図は2023年のClin Genet.の論文からの引用です。
英語で書かれてるのですが、Main drainage pathwayとUveoscleral pathwayを通って目の中の水は排水されていきます。
若年性緑内障の根本的病態は、この流出路が未成熟であることが原因となります。
うまいこと流出路が作られていないため眼圧が上がりやすく、若くして視野が欠けてしまうのです。
さらに若年性緑内障がいわゆる緑内障と違って怖いのは、、、
40歳を超えると検診などで眼底写真を撮って、異常があれば指摘を受け眼科に受診することができるのですが、
若い方ではそのような検診を受けることがないし、なかなか眼底検査を受ける機会がありません。
ですので大事なこととして覚えて頂きたいのは、、、
近視があって、緑内障のご家族がいる方は、20代でも一度ぜひ眼科で検診を受けてください!
では今日の一枚ですが、、、

まだまだ子猫のくせに、貫禄が凄まじいにゃんこです。

