ドライアイの新しい治療薬
皆様こんにちは!
気づけば1年の1/4が終わったことにびっくりしている今日この頃です。

そして、ここ最近の悪天候でテンションダダ下がりの娘です。
ちなみに今週は待合に綺麗な桜が咲いておりますので、お越しの際はご覧になってください。
では今日のお話ですが、ドライアイの新しい治療薬が出ます!
これまでのドライアイの治療薬は涙を補う人工涙液、角膜の傷を治すヒアルロン酸などの保護剤、ムチンを改善させる点眼などがありましたが、今回は全く違うタイプの薬になります。
臨床の場で、点眼で涙増えたり傷が治ってるにも関わらず、症状が続いている方がしばしば見受けられます。
ドライアイは涙が少ないことで摩擦が増えたり、傷がついたり、瞼の中に慢性的な炎症が生じ、これが感覚神経を刺激することで
様々な不快な症状が起きてきます。
この時に関わってくるのが、TRPV1と呼ばれる受容体です。
実はこの受容体を発見した科学者の先生は2021年にノーベル生理学賞を受賞しております。
この受容体、唐辛子などにあるカプサイシン、酸性刺激、熱さ刺激、乾燥刺激に対して反応する受容体なんです。
乾きがある方は、ゴロゴロしたり、焼ける感じがあったり、たまに鋭い刺さる痛みがでると思うのですが、この受容体が関係してるのです。

今回発売される点眼薬、アバレプト点眼はこのTRPV1受容体を抑えることで、乾燥で生じる嫌な症状を抑えるという、
今までとは全く違う働きの点眼薬となります。
4月6日から処方可能となります。点眼方法は1日4回点眼で、新薬ですので処方本数制限がございますのでお気をつけください。
では今日の一枚ですが、

服を着させられるとピタッと止まるわんこです

